2022年12月30日(金)
今年も残すところあとわずかとなりました。
クリスマス寒波と正月寒波の谷間のようで、穏やかな年末をお過ごしと思います。
当院も昨日の大掃除をもちまして、年末年始休暇を頂戴いたしております。
皆さんは今年1年どんな年だったでしょうか?
コロナ禍と言われて3年目、思うように事が運ばず何かとストレスがたまる毎日でした。
診療室でも、ストレスからくる歯のトラブルが増えたように感じます。
いつも通りの治療をしていても、例えば「歯ぎしり」や「噛みしめ」の程度がひどかったりすると、
痛みがなかなか取れなかったり、治るのに時間がかかったり、とても厄介です。
最近は子供たちの体力低下の度合いも、コロナ禍で一層心配されているようです。
ということは、ほかの様々な世代でも同じように、歯に限らずカラダが弱っているのではと危惧します。
社会の変化が歯の治療にも影響している・・・とは考え過ぎでしょうか?
少なくとも歯の健診や予防・メンテナンスが、今後も変わらず大切であることは間違いありません。
とはいえ1年を振り返ると、コロナや物価高等々暗い話題だけではありませんでした。
個人的に明るい、元気にさせてもらった出来事も数々あったように思います。
1つは夏の甲子園を大いに盛り上げてくれた愛工大名電。
もう一つは、つい最近まで日本中を熱狂させてくれたサッカーW杯日本代表。
スポーツばかりですが、地元出身選手の活躍するシーンであったり、
近年、チームの舞台裏や感動秘話の紹介も重なり、試合での神掛かったパフォーマンスは圧巻でした。
どちらもテレビ観戦でしたが、家族で大騒ぎして喜んだのも良い思い出です。
知らず知らずのうちにストレス発散ができた瞬間であったことは間違いありません。
さて、前置きが長くなりました。
今朝はいつも通りの時間に目が覚め、「熱田神宮に行こう」と思い立ちました。
去年も感染対策・分散参拝で年末に「幸先詣」とお参りに行ったものです。
午前中のそこそこ早い時間に境内に入ると、偶然「大鏡餅」の奉納行事に遭遇しました。
地域の農家さんが、100キロを超える大きな鏡餅を参道から神前まで担ぐ様子。
テレビ画面の映像しか知りませんでしたが、掛け声とともに運ばれる瞬間を間近で見ることができました。
それから、今年新しく島根県旅行で覚えたこと。
「お守りやお札を先に授かってから参拝すると良い・願いが叶う」らしいです。
今までは大混雑の初詣の中、お参り~お守り授与所の流れででしたが、分散参拝なら授与所~参拝への移動も十分可能です。
ちなみに、大破魔矢をリュックに挿して、鈴を鳴らして歩いていたのは院長です。
「初詣は正月3が日に限る」という固定された考え方を変えてみるのもアリですよ。
今年1年の感謝と来年の願い、もちろん自身が努力しますと決意表明も忘れずに。
帰宅後は、診療室へお札・鏡餅・しめ縄を飾り、出雲大社で購入したウサギの置物の出番です。
皆様にとって良い年でありますよう心よりお祈り申し上げ、仕事の締めくくりとします。