2012年3月3日(土)
先日、保健センターで3歳児健診の当番がありました。
保護者の膝の上で子供を仰向けに寝かせ、口の中を審査します。
中には当然、口を開けるのを嫌がる子供もいます。
「歯をみるだけ!痛くない!い・た・く・な・いー!!」と声を上げるお母さん。
そんなお母さんの言葉をヨソに、本人は手で口を隠すのに必死です。
「痛くないって言うけど、本当は痛いことされるんじゃないか?」と勝手に妄想しているんでしょうね。
でも、むし歯のチェックが終われば案外ケロッとしていたりして。
椅子から下りたら「バイバーイ」なんてね・・・無邪気でかわいいもんです。
そこで、小さな子供を持つ保護者の方へアドバイスをひとつ。
歯科健診やむし歯治療を受けさせる時、『痛くないから』という言葉を掛けないようにしましょう。
怖がっている子供にとって、『痛くない』は『痛い』と同じに聞こえるもの。
私たちもできるだけ使わないように努力しています。
賢いお母さんはもうお分かりでしょう。
健診や治療が終わったら、『痛かった?』と子供に聞くのではなく、
『上手にできたねー!』とか『がんばったねー!』がイイと思います。
我が子の小さな努力や我慢を上手にホメてあげましょう。